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PRESIDENT 2009 3.9号

「投げ売りマンション」ここにだまされるな!

三月決算を扉に、マンションの投げ売り合戦がピークを迎えている。
特に首都圏郊外では、「価格改定につき1000万円オフ!」といった大胆な値引きを掲げる広告やチラシもあり、
購入者にとっては、いい物件を格安価格で手に入れるチャンスとなる。
より有利な条件で割引交渉をするなら、三月第一週目くらいまでに購入を決めること。販売側がこの決算期に計上するのには、
借り入れ手続き期間もあるので、そこがタイムリミットとなるからだ。
だが価格の安さだけにつられるのはご法度。市況悪化の影響が強いとはいえ、売れ残りマンションにはそれなりの理由があり、リスクもある。デメリットがどこに隠されているのか、広告や営業マンの態度を注意深くチェックすべきである。

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