不動産講座

不動産原稿

抵当権

抵当権とは、土地建物に債権がある場合に担保として質権を設定する権利です。しかし使用収益を上げる事はできます。簡単に説明すれば借りたお金の保全をする為に、第三者が処分したお金からその部分が優先的にもらえる権利です。お金が払えなくなった場合の保全処置です。

抵当権が付いている物件は買うな!
間違った知識や中途半端な知識でこう言っている人が良く見うけられます。警察関係の方で契約後「職場で聞いたら抵当権の付いている物件は買うなといわれた」「この物件は抵当権が付いているから買わない」なんて何度も聞きました。間違ってます。確かに抵当権の無い物件ならより安心かもしれません。しかし、抵当権の付いていない新築があるでしょうか?ほとんどありません。業者は事業として借り入れをしながら分譲計画を練っているのです。不動産業とは、そうやって収益を上げるのです。はっきり言います。そこまで慎重にやるなら不動産売買なんてできません。抵当権は決済時に抹消できればまったく問題無いのです。その部分だけ確実に行う必要があるのです。逆に抵当権の付いていない物件→売却においてあせっていない→安い物件は無い。なんて事だってあるし、契約後抵当権を付ける事だって可能なのです。心配したってどうにもなりません。

ここまで書くと過激だ!極端すぎるなどの意見がでると思いますので補正します。
売買価格以上に抵当権が付いている物件は要注意!
買主が用意したお金を充当しても抵当権が抹消できない場合には慎重に対応すべきです。対応とは、手付金の保全をどうするか?もしくは契約時に残金まで支払って一括決済するなどで対応しましょう。そのような裏付けをとりましょう。

まとめ
抵当権を必要以上に恐れるな!って事です。
素人は抵当権付きのままの引渡しは絶対にしない事。鉄則です。しかし引き渡しまで(引渡しに瞬間)までに抵当権を抹消できれば良いのです。ローンを利用するのも一つの方法です。銀行などの債権者は抵当権の順位に敏感です。細かく確認してくれます。確認しないとローン実行してくれません。

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