不動産講座

不動産原稿

手数料0円

インターネットの特性として容易な比較検討と広告代格安があります。

このホームページを見ている方は当然インターネットでも不動産を探しています。特定のエリア以外の不動産でも検索する事が可能になりましたが、以前は地域の不動産屋さんまで足を運んで情報をもらうか、知人に広告を送ってもらって不動産を探していました。不動産業とは昔は地域密着型のビジネスだったのです。現在も当然地域主導型のビジネスではありますが、そのあり方は様変わりしています。買主は自宅に居ながらキーボードをたたけば情報入手できる、また不動産会社にとっても広告宣伝費などをかけないで集客が出来るなどお互い情報を入手する事に関しては容易な時代に突入しております。その為不動産仲介手数料などの横並びの料金体系も価格破壊の波が押し寄せてきています。例えば仲介手数料0円のサービスなども極端なサービスではありますが、数社が始めています。
このサービスの特徴としては売主から手数料をもらえる物件しか扱いません。売主さんから手数料をもらうので買主さんは0円で良いとの理屈です。よって扱っている物件は売主直売の物件だけです。買主が勝手にインターネットで見つけた物件に対して直接そのサイトからではなくこちらを通して購入してくださいって事でこれも無料で情報入手できるインターネットビジネスとなります。店舗も構える必要も無く、ただホームページのアクセスを増やしてゆけば成り立ちます。弊害としては紹介できる物件が限られている事、成約しないとビジネスにならない為どうしても購入させようとする動きになります。

少し考えてください。
あなたが手数料0円のサービスを提供されるとして、サービスを行っている会社の考え方は

①買主の立場にたった考え?

②売主の立場に立った考え?

当然②になります。その会社はどこからお金をもらって商売しているのでしょう?②の売主からですよね。そうなれば1円も支払わない買主は保護されないのが理屈です。また売主サイドだって手数料を支払わなければならないので、値引き率なんかも悪くなる事も容易に想像つきます。単純に手数料0円と喜ばないでもう一歩先の事を考えて見るべきなのです。ビジネスを見直して利益圧縮や効率を良くすることで価格を下げる事が出来た会社と一見よさそうだが冷静に考えて無理がある会社とでは購入における出口が変わってくるのです。当然法律の上限を報酬としている会社と比べたら手数料0円でも悪いわけではありません。また不動産仲介会社を通さないと購入できない物件も存在しています。ご利用には上記を踏まえて利用しましょう。直接売主から購入してよい場合とお金を払っても味方をつけて購入したほうが結果的には良かった場合があります。

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