不動産講座

購入講座

マナー

不動産購入にもマナーはあります。気持ちよく取引する為にも一度考えてください。

問い合わせ時のマナー

  • 広告やインターネットなどで気に入った物件があったら不動産会社に問い合わせします。用件だけ聞いたらいきなり電話を切るなどは最低のマナーです。相手も人間です。それだけでは失礼すぎます。名前を出したくない気持ちは十分わかりますのでせめてその場合には先に「まだ名前は言えないが・・・・」と一言付け加えて問い合わせください。
  • 仲介会社などでは「その物件については折り返し電話します」などと言ってあなたの電話番号ご聞き出そうとする会社もあります。その場合には「10分後に折り返しまた電話します」などで切り抜けましょう
  • 知っているふりはしない。知っていても知らないふりをしましょう。知ったかぶりは大事な情報を聞くことができなくなります。
  • 情報だけもらってその後、音信不通はいけません。希望と違う物件でもきちんと教えてあげれば次からはまた良い情報が入手できるかも知れません。

物件見学時のマナー

  • 見学のキャンセルは早めに伝えましょう。営業マンや中古住宅の売主さんは予定を入れないで待ってます。ダメならダメと早めに伝えましょう。当然時間厳守です。
  • 中古物件などは他人が住んでいるの建物を見る時には、「失礼します」「このドアは開けてもよいですか?」「こちらを見たいのですが」など一言必ず売主さんに声をかけてください。見たいところは遠慮しなくても良いですが、勝手に見て回ってはいけません。
  • 新築住宅の場合には勝手に見て回っても構いません。しかしその物件は商品です。お子様が壁を汚さないか?障子を破かないか?大人が手を引いて注意しましょう。スリッパなどの持参も心がけましょう。完成見学会などは本来手袋をして手垢がつかないようにして見たいものです。
  • 大きな声で批判や他の物件と比較をしない。気に入っている人や住んでる売主さんもその場に居る場合など非常に嫌な気分にさせます。建物の外で話してください。
  • 疑問点はその場で聞いて見る。不具合部分や問題箇所などやはり現地で聞くのが一番です。
  • 気になる部分は可能な限りその場で確かめる。床下が見たい、屋上が見たい、オプションはどれか?庭木は置いてゆくのか?時間をかけても良いですから、納得行くまで見学しましょう。
  • 気に入らない物件は早々に引き上げる。だらだら見てても時間の無駄。
  • 中古住宅の場合、プライバシーの部分にはジロジロ見ないようにする。ご主人の趣味や洗濯物など目に入っても見ない振り。年頃の娘さんの部屋も同様です。
  • モデルハウスのトイレは使えない場合が多く勝手に使用してはいけません。

商談時のマナー

  • 当然ですが真剣に話をしてください。お子さんなどは出来れば預かってもらうのがベストです。お子さんに気をとらわれると話がうわの空になります。
  • その場のごまかしなどあいまいな返事よりはきっぱりとした返事を心がけてください。ただし、営業マンがしつこいなどの場合には相手が悪いのですから、適当な返事で帰っても構いません。
  • 印鑑や手付金などは用意していなくて当然です。あらかじめ用意する必要はありません。その場で拇印での契約なんかはもってのほかです。営業マンにそそのかされずに冷静になりましょう。
  • 時に夫婦喧嘩になる場合もあります。物件の事意外で喧嘩するのはやめてください。手を出すのはもってのほかです。
  • 購入を決めるにあたって値引き交渉や条件交渉がありますが、交渉が成立したら必ず契約する気持ちで交渉してください。いたずらに値引きしたりする事はいけません。値段交渉などが成立したのに購入しないのは重大なマナー違反です。

契約時のマナー

  • 万一キャンセルする場合には早めに連絡をしてください。売主は他に売る事を止めてますから、相手に多大な迷惑がかかります。
  • 忘れものはありませんか?確かめてください。手付金・印鑑・印紙等。
  • 時間厳守。
  • 質問事項はあらかじめまとめておき早めに聞く。当日聞いても答えられないケースもあります。週末で役所が休みだったりと前もって疑問点は解決すべきです。
  • わからないところは納得するまで聞く。理解してから印鑑を押してください。万一納得できなかった場合には契約不成立になってもこれは構いません。マナーよりも重要なところですから。
  • 条件が通らなかったといっても契約時、相手は敵ではありませんので敵意むき出しの態度などは謹んでください。

契約後のマナー

  • いろいろ約束やローンなどやらなければいけない事もあります。速やかに誠実に行いましょう。
  • 契約後の条件提示や無理な要望などはマナー違反です。最初によく考えて契約してください。
  • 契約に至らなかった他のお世話になった不動産会社には契約した旨伝えましょう。FAXでも構いません。どの物件を購入したかまでは言う必要がありません。
  • あとは特別な事はありません。社会人としてのマナーです。約束を守る、時間を守るなどこれからの手続きをきちんとこなしてください。

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