アメリカの住宅ローンはこのやり方だそうです。(だから実際実務はやった事ないです)
土地を担保にお金を借りて返せなくなったら土地を売却して・・・昔の話し。今は売却しても抵当権が抹消できない事が多い情勢です。借りに3000万円の家に2800万円の抵当権をつけて売却したら2500万円にしかならない。残りの300万円はどこからか資金調達しなければなりません。資金調達できなければ新たに借り入れをしなければならない。ほとんどの金融機関はこのようなローンです。最近ノンリコースローンが商品として出ています。つまり「借金を返せなくなったら抵当権をつけている土地を放棄すればその借金もなくなる」というやり方です。日本においてはまだまだいろいろな問題はあります。
①貸し手のリスクが大きいので高金利
②土地の担保評価減となる。
③金融機関の財務圧迫のよる経営難。
④現在住宅ローンにはこの商品は普及していません。事業用物件がほとんどです。
昔、バブルのころ「住活ローン」ってありました。お金をかりても死ぬまで返さなくてよい夢のローンです。死んだら土地を売却してそのお金を返済するのです。生きているうちに住みながら贅沢できるローンでした。しかしそれは土地が値上がりするのが前提です。(今こんなローンはありません!)
つまり土地本位のローンは今後はあまり重要視されなくなるのです。何を審査するのかは属性です。つまり継続して安定収入があるのかってことです。
まとめ
住宅購入を考えている方。あなたは継続して安定した収入がありますか?今後も間違いないですか?住宅は資産では無く債務です。