不動産講座

不動産原稿

銀行ローン

住宅ローン
大手都市銀行やこのエリアの銀行のローン担当者が当社に訪問または、FAXで「是非お客様に当行のローンを紹介してください」と頭を下げてきます。なぜ?貸し渋りじゃないの?融資したいの?
住宅ローンは別です。まず貸出総量規制の枠から住宅ローンは除外されるのです。つまり一般の貸出と違って住宅ローンはいくら貸出しても良いのです。まして住宅ローンは優良貸出先です。焦げ付き率が低いのです。借りぬしは支払いをやめると住む所が無くなるので必死で支払います。そしてローンを受ければ給料などの銀行振込みも口座開設してもらえるので銀行は、おいしいのです。現在銀行は担保重視から属性重視に移行してきています。つまり土地の価格に重点をおかないで借り入れ本人の勤務先や年収に審査の重要性を考えています。
継続して安定した収入が融資最低条件です。

銀行が貸出したいベスト3
①公務員(特に地方公務員・警察官)
②超一流企業
③上場企業

銀行が貸出したくない職業ワースト3
③タクシー乗務員(すぐ逃げる)
②塾講師(少子化)
①不動産屋(安定しない)

自営業は問題外

理由は過去の焦げ付きのデータです。
ちなみにどこの銀行を利用するかはお客様に主導権があります。でも売主によってはある程度指定してきます。

売主の都合
①その不動産の売主に融資している銀行
②営業マンと付き合いのある銀行
③いつも無理をいってもらっている銀行
④融資案件を持ちこむと何か粗品をくれる銀行

買主の都合
①金利が安い
②融資審査が甘い
③自宅(会社)から近い
④諸経費が安い
などなど売主にメリットがある為に本来買主が指定すべき銀行を売主が指定したりします。売主の都合には金利が安い事などは関係ありません。
融資ひとつとってもいろいろな思惑が隠れています。

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